2009年1月、インカレin八戸

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2009年1月6日から10日まで開催された2008年度日本学生氷上競技選手権大会に足を運びました。
九州大学九州大学の1回戦の相手は関東代表の駒澤大学。2部とはいえレベルの高い関東大学リーグからの代表とあって尻込みしていたみんなでしたが、序盤の接戦で「自分たちのホッケーが通用する」ことがわかった後は、中盤まで接戦を展開しました。3点差にされた後は攻撃を考えなければならず得意の守りのスタイルを崩して点を取りに行ったため最後は0-5での敗戦となりました。
今まで5年間取り組んできた「カバリッジCOVERAGE」は九州地区だけではなく全国のどんな強豪にも通用する。これを理解できたことが今大会でみんなが学んだ一番大切な事だと思います。17年ぶりのインカレ出場でこれから何が必要か、何を練習するべきかの課題がはっきりしたわけだから、来年はインカレ連続出場を目指すのはもちろん、今度はより強化した自分たちのカバリッジで九州勢史上初(かな?)のインカレ1勝を目指そう。久留米大学九州学生リーグ優勝チームである久留米大学は、インカレ優勝候補の一角法政大学と対戦しました。みんなにカバリッジを教え始めてまだ1年足らず、よくここまで自分たちで仕上げました。ただここでアイスホッケーの0コンマ5秒の大切さを知ることになります。
練習中「Dzで1秒以上1点を凝視することはない」と私が叫び続けた理由、その意味を体で知ることになります。スピードがある選手にとって一瞬の飛び出しで相手DFのマークをはずすのに1秒はかからないわけです。この時マークしていたDFにとっては相手が一瞬消えた錯覚にとらわれるわけです(本当に消えたように見えるんです)。スコアラーは相手DFの目をよく見ています。自分から視線が外れた瞬間に一気に加速、DFが振り返った時にもうそこには誰もいないというわけです。そこにプラスしてパスの精度も高いのでその0.5秒でフリーになった選手にドンピシャでパスが入りゴール。これが日本の最高峰のホッケーです。結果0-19(かな?)であったけど、私が言うDzでの1秒の重みを知ってくれたみんなはこれからまだまだ強くなります。今季も九州学生リーグ連続優勝でインカレ出場、そしてインカレ1勝を目指そうね。

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