2009年1月、国民体育大会in八戸

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2008年度国民体育大会、スケート競技は八戸での開催となりましたが実は主催県は新潟県、主催県としてこの大会に勝つべく5年前から新潟県アイスホッケーチームを強化してきたわけです。
初戦はくじ運がよくシードとなりチーム新潟は2回戦からとなりました。相手は宮城県。学生主体の宮城はスピードを活かした攻撃で新潟に攻め入りますが、スロットに重点を置いたカバリッジがしっかり機能し相手に得点を許さず、逆に今季ブレイクした「1ー2-2アグレッシブトラップ」がはまり、カウンターで得点するといった理想の展開、3ピリ16分まで4-2と2点リードの必勝パターンでした。ところが・・・・試合終了残り8分頃からかな、勝ちを意識した瞬間から攻めを捨て守り一辺倒に。この時間帯から守りっぱなしの展開になってしまい結果として試合終了残り3分半で3失点、逆転負けをくらうことになりました。試合結果は3ー4、最後のゴールは試合残り時間19秒という相手にとってはなんともドラマティックな試合になってしまいました。悔やんでも悔やみきれず、しばらく尾を引きました。
ただ私の恩師、大学時代の監督中野浩一氏に話をしたところ、「そんな経験俺にもたくさんある。その経験無くして良い指導者にはなれない!」とありがたい一言。それから残り3分半の戦いについて記憶をたどりながら、どう指示を出していれば守り一辺倒にならなかったか、自分の出した指示と戦略はどうだったかなど自分の采配についてもう一度反省しました。この反省と苦い経験がこの1ヶ月後に嬉しい結果をもたらしてくれることになります。それは後ほどとにかく自分の指導者としての未熟さを思い知らされたこの国体、期待をかけてくれていた新潟県の関係者の方々には結果を残せず本当に申し訳ない気持ちで一杯です。ただ確実にチームは強くなっています。新潟県アイスホッケー史上初めてのベスト8を目指せるチームになりました。これからの新潟ホッケーにご期待下さい!!

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