2009年2月RAB杯、3月会長杯in八戸

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2009年2月20日から22日まで行われたRAB青森放送杯に小中野フェニックスの選手としてプレーしました。

 

既に準決勝に駒を進めていたフェニックスの対戦相手は吉田産業。序盤接戦を展開するも、主力を欠いている吉田産業に対し小中野フェニックスが中盤から猛攻、連続ゴールで一気に突き放し10-5で快勝しました。この爆発的攻撃力がフェニックスの魅力なんでしょう。ただ爆発的攻撃力も不発に終わることもあるため、やはり安定した力を発揮できるチームになっていきたいです。決勝は八戸信用金庫、一言「彼らは強かった」。選手が揃っているだけではなく私の大先輩、沢口誠介さんがチームの方向性と戦術、個人の仕事をしっかりと徹底させてます。結果は1-7(たしか?!)取られすぎて覚えてません(笑)(いやっ、笑えない)

2009年3月14日から16日まで行われた会長杯にも出場しました。2回戦の八戸工業大学を7-2で下し準決勝はまたもや吉田産業、絶対負けられないと意気込む相手にフェニックスもしっかりと気合いが入っていました。結果は6-4で快勝でした。決勝はやはり八戸信用金庫、実力では格上のチームに対し対策を練ったもののやはり力量ではかなわなかった。結局5-10で敗れ2大会連続準優勝に終わりました。

 

ここで皆さんにご紹介したのは八戸のホッケー熱
この2大会どちらも決勝は解説者つきのテレビ放送、観客も多く応援も熱い。実業団リーグと呼ばれる八戸社会人リーグは多くのファンとスポンサーに支えられている。シーズン最後にはファン投票形式のオールスター試合も行われる。ファン投票は協力金として1回300円の寄付をしてくれた人に1票投票用紙が渡され、票数によって選手が選考されるというもの。集まった協力金は青森県アイスホッケー連盟の活動費にまわされるわけです(でしたよね?!)これってもう社会人ホッケーの域を超えてセミプロじゃないですかっ!日本の社会人リーグが目指すべき原型が八戸にある。西武廃部とともに存続の雲行きが怪しくなってきたアジアリーグですが、たとえアジアリーグが無くなってもこういった社会人リーグが育ってくれば、よりチーム数が増え、競技者が増え、ファンも増え、地元支援型のチームが育つはずです。

トップリーグが育てば当然そこに憧れ目指す子供達が増え、関係者が増えれば増えるほどスポンサーも介入する意味が出てくるから資金も集まる。その基盤をつくってからプロリーグを徐々に作りあげていけば川渕チェアマンが作り上げたサッカーのピラミッド方式もアイスホッケーで作り上げることができるのではないでしょうか。もちろん現在のホッケー事情では馬鹿げた夢だということは百も承知です。ただそんな馬鹿げた夢を見る人間が一人もいないのは寂しいですよね。私は一生そんな馬鹿でいたいと思います。

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