2009年12月、新潟県3大会連続ー国体本戦出場

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2009年12月、名古屋ガイシアリーナで行われた中部ブロック国体予選に新潟県コーチとしてベンチ入りしました。

中部ブロック出場チームは全部で9チーム、この中から4チームのみが国体の本戦出場資格を得られるという厳しい条件のブロックです。

予選グループ
1、愛知ー静岡ー福井
2、長野ー富山ー岐阜
3、新潟ー石川ー三重

 

各グループ3チームずつの総当たり戦で1位が本戦出場決定となります。翌日各グループの2位同士がさらに総当たり戦を行いそのなかの1チームが本戦出場最後の枠をゲットすることになるわけです。

 

今回新潟は石川に接戦で敗れ2位グループにまわることになりました。相手は富山県と静岡県。静岡はスピードからカウンターを得意とするチーム、新潟はしっかりカウンター対策をして快勝できました。続くダブルヘッダーの2試合目は富山。序盤、攻め気が強すぎたか相手にBreakawayで1点を先取される。攻めても攻めても点が取れず、いよいよ「敗戦=本戦出場できない」不安がベンチに漂い始めた3P中盤、キャプテン原の意地の同点ゴール。それで堅さが取れたのか続けて連続ゴール。エンプティーゴールも含めて3-1で富山を下し3年連続の本戦出場を決めました。

「攻めは計算できない」だから「守りの安定したチームが強い」それを選手が再認識してくれたゲームだったと思います。

私は13年前、東京代表のキャプテンとして大阪と対戦し、70本近いシュートで1点しか取れず1-2で優勝を逃した経験があります。相手の5倍近いシュートを放っても1点しかとれなけば、おのずと接戦になります。接戦になれば必然的に相手に与えるプレッシャーは大きくなり、そのプレッシャーが相手とのスキルの差を埋めるのです。守りが強ければ格上の相手にも勝てる、それはそのプレッシャーを感じ悔しい敗戦を経験したからこそ行き着くことができた理論。これからも私の強化方針は「Dzカバリッジ」

新潟のカバリッジがどれだけ本戦で格上の相手に通用するか楽しみです。

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