2011年1月、国体本戦in八戸

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2011年1月26日から青森県八戸市で国体本戦が行われました。
とにかく今大会は大接戦、大波乱の見応えある国体でした。
山口県が学生中心で優勝候補の埼玉にゲームウイニングショットまでもつれる大接戦を演じると、その埼玉に香川県が1点差で辛勝、優勝候補筆頭の東京はここ数年で着々とチーム力を上げてきた神奈川に大接戦の末敗退、東京を破った神奈川は次の試合で香川に完敗。
九州勢同士の戦いになった沖縄ー佐賀は6-8の接戦で佐賀が勝利。その佐賀は次の東京戦で2得点を奪う大健闘。
群馬vs愛知、北海道vs京都、福岡vs石川、いずれも2点差ゲームの接戦、北海道vs青森は1点差の接戦の末青森が決勝へ
選手全て社会人の香川は最後は力尽きたか、決勝は青森が4-1で完勝。青森が23年ぶりの優勝で幕を閉じました。
コーチとしてベンチ入りした新潟県は1回戦で大阪と対戦。終始大阪の若さあふれるフォアチェックに翻弄されながらもカバリッジで要所をしめて失点を食い止める展開でした。パワープレーの精度はかなり高く仕上がっていたので5-5で凌いでパワーで得点を取る作戦でしたが、最後は相手のフォアチェックでスタミナ切れになり1歩及ばず1-2で惜敗でした。
石岡元が指導する大阪のプレースタイル、駒大苫小牧も同じですが3ピリまで早く強いフォアチェックをかけるこの戦術は、スタミナ切れを起こさない限り本当に強い戦法だとあらためて実感しました。パックを持った瞬間にボディチェックされてはパスも繋げず、スタミナを奪われてしまう。
しかし今回の敗戦でもまた1つ収穫がありました。それはこういったフォアチェック主体のチームへの戦い方。これは今のところ企業秘密にさせてください。ここで学習できた結果、この後行われる中部日本大会の新潟での活躍につながりました。
とにかく今回の国体はどこが勝つか最後までわからない大会で、観客もハラハラドキドキ見応えのある試合ばかりでした。やはりホッケーはこうじゃなくてはおもしろくないですよね。
ホッケーが普及するためには・・・
日本全国の戦力均衡が絶対に必要なわけです。
これからも普及頑張ります!

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