2011年2月、新潟準優勝-三笠宮中部日本大会in豊橋

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2月18日から愛知県豊橋で行われた三笠宮中部日本大会に新潟チームのスタッフとして参加しました。
1回戦は岐阜県、岐阜県は序盤しっかりスロットを守っていたため新潟も攻めあぐねていました。
スロットをしっかり守るチームに対しての攻め方に戦術を変えてから新潟は徐々に得点を重ね快勝。どう攻めるかは一応企業秘密にさせてください。コーチの皆様、とても単純にひとつのことを変えるだけですので是非考えてみてくださいね!
2回戦は静岡県、カウンターに強い静岡に対してしっかりとDFラインを下げておいた上でFW3人で点を取る形を取り、ローリスクハイリターンのゲームでこちらも快勝できました。
3回戦は愛知県、実はこの大会新潟はベンチ入り9名、しかも初戦で主力の一人が怪我で脱落してしまい結局8名で戦うハメになってしまったんです。対する愛知は3セットフルだったので考えた作戦は「超スタミナ省エネ大作戦」でした。どういう戦いかは一応これも企業秘密とさせてください。ネット非公開ですが私に会ったときに聞いてもらえればいつでもお答えします。
この戦い方は国体の大阪戦で学んだ戦い方。極端な戦い方で普通の人には「そんなっ!?!」みたいに批判を受けるかもしれません。コーチは十人十色、自分の感性を信じてチーム作りや戦術を練るわけで、とくにこうしなければならないという決まりはありません。色々な経験から様々な戦い方ができるコーチ、つまりバリエーション豊富なチーム作りができるコーチになるべきだと思います。
愛知はやはり強いチームでしたがなんとか勝つことができました。
決勝は長野。
長野は今季、数十年ぶりに国体出場を逃したわけですが、名誉挽回とばかりものすごく気合いが入っていました。でもこの気持ちが大切なんですよね。また長野は強くなりますね。23年ぶりに優勝した青森に続き、長野にも優勝を狙えるチームになってほしいです。
試合は予想通り一方的に攻められる展開、ただ8名で「スタミナ省エネ大作戦」を使い最後まで接戦を演じてくれた新潟の選手も頑張りました。6人攻撃でも練習通り点を取ることができました。見ていた観客の皆さんも見応えのある試合だったと思います。勝った長野も負けた新潟も試合終了後は皆満足の表情をしていました。
良い試合、それは両者の持てる力を互いに全て出し切った試合で、選手も満足、そして観客も満足、皆が満足できる、そんな試合のことだと思います。そしてそんな試合展開になるように互いのコーチが選手を導いてあげる、だから一番大変なのはコーチですが、実は一番嬉しいのもコーチなんですよね。やめられません(笑)
出場チームの皆さん、関係者の方々、レフェリーの皆様、そして新潟の選手達、みんなお疲れ様です!

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