危険な反則、クリッピング

Vancouverカナックス vs Bostonブルーインズ戦で起きた反則です。
http://www.youtube.com/watch?v=05-O-uRuKyY&feature=youtu.be

クリッピング
日本のルールブック第524条
クリッピングの行為で相手にチェックするために相手の膝よりも低い体勢を取った選手に・・・
マイナーペナルティ、もしくはメジャー+ゲームミスコンダクト、またはマッチペナルティ
相手選手に怪我をさせると、メジャー+ゲームミスコンダクト、またはマッチペナルティ
だそうです。
この番組で紹介されていた英文
Clipping is the act of throwing the body, from any direction, across or below the knees of an opponent.
A player may not deliver a check in a “CLIPPING” manner nor lower his own body position to deliver a check on or below an opponent’s knees.
直訳してみます。
(あ、間違っていたら指摘してくださいね)
クリッピングは相手選手の膝全体もしくは膝下に向かって色々な方向角度から自分の体ごと飛び込む行為のことを言います。(つまり体全体で膝に向かう行為ですね)
プレイヤーはこのクリッピング定義のチェックをしてはいけないし、また通常のボディポジションよりも低い体勢から膝や膝下に向けてチェックしてはいけない。
across or below the knees
膝全体や膝下
on or below an opponent’s knees.
相手の膝や膝下
throwing the body
体を投げつける(飛び込む)
deliver a check
チェックを加える
日本のルール「相手の選手よりも低い体勢を取った選手に・・・」
にプラスして
「膝に対して体ごと飛び込む行為、もしくはチェックを加える行為」を加えた方がより良いのでは?!
レフェリーの皆様!!
相手が1回転したからクリッピングとは限りません。怪我しないように自分で自らジャンプして激しく転ぶテクニックもあります。この方が靱帯などに負荷をかけないので。この辺をレフェリーの皆様が見抜いてくれると嬉しいですね。(難しいと思いますが・・・)
要は膝に向けてチェック行ったかどうかですね。
数日前のFaceBookにNHLハイライトTOP10ボディチェックで1つクリッピングらしいものがありましたが、あれは腰にチェックいってますよね。
もうひとつすごい重要な事、先週「This is Body Check !!」にも書きましたが、レフェリーの状況把握する判断力の部分です。
今回見落としてほしくないのが、このクリッピングが起こるすぐ前のプレーでボストン#63marchandが#6saloに対してイライラしているのです。これをレフェリーが見ていればおのずと次のクリッピングのプレーが故意だとわかるわけです!
ちなみにこの#63Marchandは5ゲーム出場停止処分、#6Saloは脳震盪でしばらく欠場でした。
このクリッピングは相手選手の選手寿命を奪うプレーなので、選手はもちろん指導者の皆様もしっかりと選手に伝えましょう!
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