なるほど、ボーディングペナルティってこういう事ね!

元デトロイトのBrendan Shanahannがトップを務める
NHL Department of Player Safety(NHL選手安全局)日本語に訳すとダサイですかね?

今回はボーディングによって7試合出場停止処分になった例を見てみましょう。

YOU TUBEの映像はこちら

A Boarding penalty shall be imposed on any player who checks or pushes a defenseless opponent in such a manner that causes the opponent to hit or impact the boards violently or dangerously
ボーディングの反則は、ボードに向かって暴力的あるいは非常に危険なヒットや衝突無防備な状態の相手選手に行った場合に課せられる。

The onus is on the player applying the check to ensure that his opponent is not in a defenseless position and if so, He must avoid or minimize contact.
選手は相手選手の状態を見て、無防備ではないことを確認してチェックするべき、もしも無防備であったらチェックを避けたり、抑えてチェックしなければならない。

なるほどね!これだ。
今まできちんと定義を把握していませんでした。

「無防備」がキーですね。

ナイスチェックをしても、相手選手がボードから50cm離れているとボードの大きな音が出ます。このケースはボーディングになる確率が高い。でも同じチェックをしてもボード際に立っていたらボードの音は鳴らず反則にならない。

同じ正当なチェックなのに・・・と悩んでいましたが。

まず相手選手がしっかりパワーポジションを取っていて、互角の激しいチェックの結果倒されてボードにぶつかった。ボードの衝撃音もなった。でもこのケースは必ずしもボーディングにはならないと理解しました。

逆にチェックする選手は相手選手をここで吹っ飛ばすと、ボードに頭を打ってしまうな?!という状況を把握しているのにもかかわらず  “must avoid or minimize contact.” つまりチェックを避けたり抑えてチェックする義務を怠れば、ボーディングになる。

この判断はレフェリーにとってかなり難しいですね。でもジャッジングしがいがあるポイントでもありそうですね!

このYOU TUBEチャンネルは本当に勉強になりますね!
これからも色々な反則解説見つけたら載せていきますね!

NHLとはジャッジングのラインが違う部分もありますが勉強になりますね!それでもこうやってルールと向き合って色々と考えたのはホッケー人生でもコーチング人生でも初めてかもしれませんね。

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なるほど、ボーディングペナルティってこういう事ね!” に対して2件のコメントがあります。

  1. 一般人 より:

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    PASS:
    判定は審判によるとルールに書いてあるから審判が自信を持って決めるべき。そもそも、相手に怪我をさせる意志を持った時点で反則もしくは犯罪なのだから直ちに判る。プロ達の身勝手な論理が、かえって邪魔しているようだが、一般人から見たら、至極当然の判定。企業が不祥事を起こすときも同じように、専門家の身勝手な論理が原因になっている。

  2. なかじ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    カナダでは色々な専門化が色々な意見を言います。それほどみんなが注目しているということですよね。日本もそれぐらいになればいいなと思っています。
    あと現状日本では東日本と西日本でジャッジング基準が大きく違います。審判にとっても自分の判定を下せるほど経験と情報がなさすぎます。ここが改善されると、日本全体のジャッジングの基準が出来上がります。その基準が出来上がった上で個々のレフェリーの判定があれば理想ですね。

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