パス上達のコツ第2弾、レシーブ上達がパス向上の鍵!
基本過ぎて日々あんまり考えもしない事。
でもその基本って実はものすごく大事だったりします。
何でパスが上手くいかないんだろう・・・
お前ら!良いパス出せよ!
選手もコーチも、そう思う前にどうして上手くいかないのか
それをじっくり、ゆっくり研究し、分析し、答えを出さなきゃね!
何故パスが悪いのか?
う~ん、何故でしょう・・・?
パスの精度ってパックをリリース(離す)する時のパックポジションにものすごく影響されます。
スタンディングパス、結構狙ったところに行きますよね!
それは自分の一番精度の高いパスを出せるところ、
つまり体の真正面に置いてあるパックをパスするからです。
動き始めると・・・
パックは必ずしも体の真正面にありません。
ハンドリングは一般的に体の前でしてますよね。
その時に「あ、パス出せる!」
そう思った次の作業は
パックをまず体の近くに引き寄せてパス!になります。
その時のパックコントロールの精度によっては体の真正面までパックを引き寄せきれず、体の前側でパスを出してしまうのです。
これがパスミスの原因になるケースが多いですね。
繰り返します
正確なパスを出せるパックポジションはそう広くありません。
体の真正面だけです。
じゃあ今度はパスをレシーブ後すぐにパスをつなぐシチュエーションを考えてみます
1番は体の真正面でレシーブ
体の向きを次のパス目標に向けて移動
それと同時にパックポジションを移動
体の真正面までパックを引き寄せたらパス!
試合で相手のフォアチェックが来たら、こんなのんびりできないですよね!
慌てるからです。だから試合ではパスの精度ががくんと落ちるわけです。
慌てる人が悪いんじゃなくて、誰でもそうなります。
2番目を見てください。
もしも自分の体の真正面でレシーブするのではなく、
次のパス目標にすぐにパスできる位置でパックをレシーブすれば?
超重要!!!
パックをレシーブ後・・・
パックを体の真正面に引き寄せるのではなく、
パックが体の真正面にくるまで自分の体を移動させる。
これでパックを引き寄せる行程が必要無くなりました!
1番目よりはパスまでの時間を短縮、さらにパックコントロールをする手間が少ない分ミスの確率も減る。
ただ一つ条件があります!
それは・・・(これがさらに超重要!!!)
パスをもらう前に次にどこへパス可能かを確認しておかなければならない
パスをレシーブする前に味方の位置を確認し、そこに出しやすい場所でレシーブする。ただ言葉では簡単だけど実はすごくハイレベルな話なんですよね。
でもゲームではほとんどあり得ない2人組のスタンディングパスよりも下記の練習の方が試合につながると思いませんか?
3人ならまだ簡単ですよ!
パス選択肢は2方向
ただし、レシーブ後パックをハンドリングしない事!
それがたとえバックハンドでも!
まずはこれを続ける事で、レシーブからパスまでの体の動きが身につきます。
パックを動かすのではなく、パスを出せる位置まで体を動かすんです!
それができたら・・・
レシーブ後ハンドリングしないから、パスはかなりハイテンポで回るはず・・・?!
レシーブ後、パス可能な方向は3方向、
ということはレシーブ位置も3通り、体の動かし型も3通りです。
必ず体の真正面からパスを出してくださいね!
といってもパックを真正面に持ってくるのではなく、体をその位置に動かすのです!
(しつこい?!?!?!)
体が覚えるまで、しつこく言い続けますよぉ~
さてさて
これができたら、4人組のパス、パック2個でやってみてください。
そうなると何が変わるか・・・・・
さらにハイレベル・・・
次にパスを出す味方の状況を見なければならなくなります。
今までは「自分の出したいところ」に出してました。
今度は相手の都合も考えなければならないんですよ。
おそらく今までパックと味方のブレードだけを見てパス練習してましたよね?
今度はそれだけではなく、
もう一人のパックキャリアがどこに出そうとしているか、
味方がレシーブ可能な状況なのか?
全ての状況を見ながら自分がレシーブをしなければならないんですよ。
状況を見てパス・・・
よりももっと難しい
状況を見てレシーブ!!
難しいでしょ!
でもそれがゲームシチュエーションなんです。
2人組スタンディングパスよりも実践的でしょ!
(あ、スタンディングパスを否定しているわけではないですからね、あくまでもスタンディングパスがクリアできている事が最低条件ですから!)
まだまだ細かいポイントがあるんですが、文章で説明はほんと~に難しい(泣)
この続きはNAKスクールで!といことで
アイスホッケー情報
なかじのFaceBook
なかじのTwitter
アイスホッケー商品情報
プロフォーマンススポーツ-FaceBook
プロフォーマンススポーツ-Twitter
プロフォーマンススポーツ-Website